糖球会

糖球会って何？

もともとは、市北区四方エリアにある海云庵の縁日。毎年旧暦の正月１６日から２週間ぐらいの日程で、この時期になると、海云庵からその東側にある公園にかけて、食べ物や工芸品のお店がずらりと立ち並びます。この縁日みたいなイベントには、この時期になると、地元の人はもちろん、国内外からたくさんの観光客が訪れ、「中国十大民間行事」にも認定されています。

どんな物があるの？

露店には、中国の小吃や工芸品がたくさん。種類も充実しています。食べ物で代表されるのは、この祭りの名前にもなっている「糖球（タンチウ／tang2qiu2）」という食べ物。サンザシという甘酸っぱい果物を飴づけにして串に刺したこの食べ物、山査子の甘酸っぱさと飴の甘さがマッチしています。日本で言うと、りんご飴といったところ。ちょっと酸っぱすぎという人には、他の果物のバージョンも。

　露店には、糖球のほかにも、羊の肉や煎餅果子、爆肚（センマイのゴマソース和え）などおいしい食べ物がいっぱい。時々羊の焼き鳥のお店の人が歌ったり、ダンスをしたりしていて、それも見もの。中には、ムカデやカイコ、クモといったゲテモノ系のお店も。勇気ある方、チャレンジあるのみ！食べ物は平均的に１つ１０元前後。

海云庵って何？

　市北区四方エリアにある、明の時代に建てられた道教のお寺。中に入ると、街の中なのに、静かで落ち着いた雰囲気。自然と心が落ち着きます。お寺に入って、道教を通してちょっとリラックスしてみませんか。